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自分の信用情報を確認する方法は? 開示されるまでの手順を解説

自分の信用情報を確認する方法は? 開示されるまでの手順を解説

消費者金融からお金を借りたり、カードローンやクレジットカードを契約するためには、審査に通る必要があります。

契約するまでには事前審査というものがあり、あなたの信用情報が大きな判断材料となるのです。

現在新型コロナウイルス感染拡大防止の対策により、信用情報の開示が遅れる可能性があります。

目次

信用情報とは?

信用情報とは、カードローンやクレジットカードなどの取引に関する利用履歴のことで、カードローンやクレジットカードの申し込みをすると、「個人信用情報機関」に登録された「信用情報」を照会して、カードローン会社やクレジットカードは審査を行います。

違法ではありますが、探偵などの調査会社は、親しい貸金業者に頼んで情報を不正に取得し、身元や借金調査(目的外利用)しているケースもあります。

信用情報機関
信用情報の利用イメージ

信用情報には、カードローンやクレジットカードを利用した際の、申込日、申し込み内容、契約内容や取引内容に関するあらゆる履歴が記録されています。

個人信用情報機関に登録されている情報

個人信用情報機関には、本人を特定するための情報と契約内容や利用履歴が登録されています。

本人特定情報
  • 氏名(ふりがな)
  • 住所
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 勤務先の商号または名称
  • 運転免許証の番号(本人が交付を受けている場合)
  • 本人確認書類の記号番号(提出書類により本人確認を行った場合)
  • 配偶者貸付けの場合には、配偶者に関する上記の事項
契約内容その他情報
  • 契約年月日
  • 貸付の金額
  • 貸付の残高
  • 元本または利息の支払の遅延の有無(延滞履歴)
  • 総量規制の対象外の契約に該当する場合にはその旨

自分の信用情報を確認したい

もし、自分の信用情報を確認したいのであれば、指定個人信用情報機関に開示請求することになり、「CIC(シー・アイ・シー)」「JICC(日本信用情報機構)」「JBA(全国銀行個人信用情報センター)」という3社ある個人信用情報機関から、それぞれに開示してもらう必要があります。

個人信用情報機関から信用情報を開示請求したとしても、現在契約中のカードローン会社や、クレジットカード会社には「請求した事実」が知られることはありません。

CICからショッピングの分割履歴の詳細情報を開示請求する方法

ショッピングの分割払いやクレジットカードのショッピング枠の利用履歴を確認したい場合には、CIC(シー・アイ・シー)から信用情報を開示してもらう必要があります。

個人信用情報機関であるCICは、主にクレジットカード会社、ローン割賦会社、アコムなど一部の大手消費者金融が加盟しています。

CIC開示方法
  1. インターネットによる開示請求
    >>本人確認書類不要
  2. 郵送による開示請求
    >>本人確認書類2点
  3. CIC窓口での開示請求 廃止
    >>本人確認書類2点

下記の表のうち、いずれか2点の本人確認書類が必要となります。
※インターネットによる開示請求はクレジットカードでの決済になるため、本人確認書類は必要ありません。

スクロールできます
いずれか2点が必要な書類必要箇所
①運転免許証
または運転経歴証明書
表面・裏面コピー
②マイナンバーカード
[個人番号カード]
写真付表面のみコピー
③パスポートコピー ※住所欄含む
※2020年2月4日以降に申請された旅券(パスポート)は、住所欄がないため、現住所(郵送先住所)が確認できる本人確認書類1点との組み合わせが必要となります。
④各種健康保険証コピー ※住所欄含む
⑤写真付
住民基本台帳カード
表面・裏面コピー
⑥各種年金手帳コピー ※住所欄含む
⑦各種障がい者手帳コピー ※住所欄含む
⑧在留カードまたは
特別永住者証明書
表面・裏面コピー
⑨住民票本籍地・個人番号の記載がない、発行日から3ヶ月以内の原本
⑩戸籍謄本
または戸籍抄本
発行日から3ヶ月以内の原本
⑪印鑑登録証明書発行日から3ヶ月以内の原本

CICのインターネット開示方法

CIC(シー・アイ・シー)の信用情報は、インターネットによる開示方法が一番簡単で早くて便利です。
利用可能時間は、毎日8:00~21:00となっています。

ただし、クレジットカード決済なので、持っていない方は郵送での開示か窓口での開示となります。

  • 必要書類:なし
  • 手数料:500円(クレジットカード決済)

CICのインターネットによる情報開示請求の手順

STEP
利用環境・クレジットカードの確認

インターネット利用OS・ブラウザでの開示が可能かおよびクレジットカードが使用可能かを確認ください。

対応OS:Windows 8、Windows 8.1、Windows 10

対応ブラウザ:Internet Explorer11、Microsoft Edge(google chromeは利用できません

STEP
受付番号の取得

カードローンやクレジットカード契約で利用した電話番号から受付番号取得用電話【0570-021-717】にかけて、受付番号を取得します。取得した受付番号は1時間有効です。

STEP
お客様情報の入力

取得した受付番号を入力し、自分の個人情報を入力します。

STEP
開示情報の表示

パスワードを入力すると本人の開示報告書を閲覧できます。

情報開示後、不正利用防止のため、開示をされた確認のはがきが自宅に送付されます。

インターネットによる開示請求詳細をCIC公式サイトで確認する

CICの郵送による開示請求方法

CIC(シー・アイ・シー)の郵送での信用情報開示請求する場合に必要な書類等は以下の通りです。

必要書類
  1. 信用情報開示申込書
  2. 本人確認書類
  3. 定額小為替証書(手数料)
  1. 信用情報開示申込書
  2. 本人確認書類
  3. 定額小為替証書(手数料)

まず、CIC公式サイト内「信用情報開示申込書」の作成アプリで申込に必要な事項を入力記入して印刷、もしくはダウンロードした「信用情報開示申込書」をプリントアウトし、自筆で記入します。

印刷ができない、プリンターを持っていない方はコンビニでも信用情報開示申込書を入手することができます。

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入手場所入手方法番号
セブンイレブンで印刷店内マルチコピー機
利用方法
プリント予約番号「CIC00001」
ファミリーマートで印刷店内マルチコピー機
利用方法
ユーザー番号「CIC0000001」
ローソンで印刷店内マルチコピー機
利用方法はファミマと同じ
ユーザー番号「CIC0000001」
セイコーマートで印刷店内マルチコピー機
利用方法はファミマと同じ
ユーザー番号「CIC0000001」
電話で取り寄せ【受付時間】10:00~16:00
オペレーター対応:月曜日~金曜日
(土・日・祝日・年末年始は受付不可)
0570-666-414
(全国共通ナビダイヤル)

CICの郵送による情報開示(定額小為替証書決済)の手順

STEP
開示申込書を書く

開示申込書を書くのですが、CIC公式ホームページからダウンロードして印刷して下さい。

STEP
本人確認書類と小為替の準備

氏名・生年月日・住所が分かる身分証明書のコピーを用意して下さい。

健康保険証・年金手帳・戸籍謄本・印鑑登録証明書のうち2点を用意
※必ず2点必要です。
ゆうちょ銀行の定額為替証書1,500円も用意します。

STEP
CICへ郵送

準備した書類、手数料として定額為替証書1,500円をCICに郵送します。
この時、到着日が確認できるレターパックライトでの郵送がお勧めです。

STEP
CICから自宅へ到着

CICから開示報告書が約5日~7日後に到着しますので、開示された情報を確認して下さい。

郵送による開示請求詳細をCIC公式サイトで確認する

CICの窓口での開示方法は廃止された

CIC(シー・アイ・シー)の信用情報は、主要都市にある開示窓口で、月~金(祝日・年末年始を除く)10時~12時と13時~16時まで受け付けていましたが、廃止されました。

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開示窓口窓口住所
首都圏開示コーナー東京都新宿区西新宿1-23-7
新宿ファーストウエスト15階
>>MAP
北海道開示コーナー札幌市中央区北3条西3-1-6
札幌小暮ビル8階
>>MAP
東北開示コーナー仙台市青葉区中央4-2-16
仙台中央第一生命ビルディング7階
>>MAP
中部開示コーナー名古屋市中区丸の内2-20-25
メットライフ名古屋丸の内ビル8階
>>MAP
近畿開示コーナー大阪市北区梅田三丁目4番5号
毎日インテシオ 5階
>>MAP
中四国開示コーナー岡山市北区下石井一丁目1番3号
日本生命岡山第二ビル 新館4階
>>MAP
九州開示コーナー福岡市中央区天神1-2-12
メットライフ天神ビル7階
>>MAP

JICCからキャッシングの利用履歴の詳細情報を開示請求する方法

カードローンやクレジットカードでのキャッシング利用履歴を確認したい場合には、JICC(日本信用情報機構)に信用情報の開示請求します。

主に消費者金融などの貸金業者、カードローンやクレジットカード会社、銀行が加盟する個人信用情報機関ですので、キャッシングを利用した場合には必ず登録されます。

JICC開示方法
  1. スマートフォンでの手続き
  2. 郵送での手続き(当面の間、休止)
  3. 窓口での手続き(当面の間、休止)

全ての開示方法で「本人確認書類」が必要です。
下記の表のうち、いずれか2点の書類が必要となります。

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いずれか2点が必要な書類必要箇所
①運転免許証または
運転経歴証明書
表面・裏面コピー
②パスポートコピー ※住所欄含む
※2020年2月4日以降に申請された旅券(パスポート)は、住所欄がないため、現住所(郵送先住所)が確認できる本人確認書類1点との組み合わせが必要となります。
③在留カードまたは
特別永住者証明書
表面・裏面コピー
④マイナンバーカード
[個人番号カード]
写真付表面のみコピー
※通知カードは本人確認書類として利用できません。
⑤写真付
住民基本台帳カード
表面・裏面コピー
⑥各種障がい者手帳コピー ※住所欄含む
⑦各種健康保険証コピー ※住所欄含む
⑧住民票本籍地・個人番号の記載がない、発行日から3ヶ月以内の原本
⑨印鑑登録証明書発行日から3ヶ月以内の原本
⑩各種年金手帳コピー ※住所欄含む
⑪戸籍謄本
または戸籍抄本
発行日から3ヶ月以内の原本
⑫自撮り画像※顔写真付きの本人確認書類(「1.運転免許証または運転経歴証明書」~「6.各種障がい者手帳」のいずれか)1点との組み合わせが必要です。

JICC情報開示モバイル受け付けサービスの手順

携帯電話のアプリで申し込めるサービスは、支払い方法もいろいろあるので運転免許証があればすぐにできます。

STEP
本人確認書類の準備

日本の官公庁が発行した有効期限内のもので、氏名・現住所・生年月日が確認できる身分証明書(運転免許証・パスポート・保険証など)の写真を用意します。

STEP
JICC書類送付アプリをダウンロード

JICC書類送付アプリをダウンロードし、利用規約を確認後、メールアドレスを送信します。
メールアドレスへJICCよりパスワードの発行が発行されます。

STEP
申し込み内容の入力

パスワードを入力後、本人情報を入力し内容確認後、本人確認書類や自撮り写真の撮影したものを送信します。

STEP
手数料の支払い方法を選択

手数料1,000円の支払い方法を選択しますが、支払い方法は、クレジットカード(デビットカード可)決済・コンビニ支払い・金融機関のペイジー対応ATMで支払い・ペイジー対応のオンラインバンキングから支払いの4つがあります。

STEP
JICCから開示報告

JICCから開示報告書が約5日~7日後に到着しますので、開示された情報を確認して下さい。

スマートフォンによる開示請求詳細をJICC公式サイトで確認する

JICCの郵送による情報開示(定額小為替証書決済)の手順

STEP
開示申込書を書く

開示申込書を書くのですが、JICC公式ホームページからダウンロードして印刷して下さい。

STEP
本人確認書類と小為替の準備

氏名・生年月日・住所が分かる身分証明書のコピーを用意して下さい。
顔写真付き身分証明書、健康保険証・年金手帳・戸籍謄本・印鑑登録証明書等のうち2点を用意
ゆうちょ銀行の定額為替証書1,000円も用意します。

STEP
JICCへ郵送

準備した書類、手数料として定額為替証書1,000円をJICCCに郵送します。
この時、到着日が確認できるレターパックライトでの郵送がお勧めです。

STEP
JICCから自宅へ到着

JICCから開示報告書が約5日~7日後に到着しますので、開示された情報を確認して下さい。

郵送による開示請求詳細をJICC公式サイトで確認する

JICCの窓口開示(平日10:00~16:00)の手順

月~金(祝日・年末年始を除く)10時~16時まで受け付けます。

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名称窓口住所
東京開示センター 東京都台東区北上野1-10-14 住友不動産上野ビル5号館9階
>>MAP
大阪開示センター大阪府大阪市北区堂島1-5-30 堂島プラザビル6階
>>MAP
STEP
必要書類を準備してJICC窓口へ

日本の官公庁が発行した有効期限内のもので、氏名・現住所・生年月日が確認できる身分証明書(運転免許証・パスポート・保険証など)の用意して、JICC開示窓口で行きます。
JICC開示窓口(東京・大阪)

STEP
開示申込書と手数料を支払う

JICC開示窓口で開示申込書と手数料現金500円を支払って下さい。

STEP
信用情報の受取り

20分~30分程待たされ、その場で開示情報の受取りできます。

窓口での開示請求詳細をJICC公式サイトで確認する

JBAから銀行系の金銭貸借の利用履歴を開示請求する方法

都市銀行・地方銀行・信用金庫・労金・政府系金融機関・農協などの銀行系からの借入れ履歴での利用状況を確認したい場合は、JBA(全国銀行個人信用情報センター)から信用情報を開示してもらう必要があります。

アメリカンエキスプレスカード等、一部のクレジットカード会社や住宅ローン専門会社も加盟しています。

全国銀行個人信用情報センター郵送開示の手順

JBA(全国銀行個人信用情報センター)はインターネット開示と郵送開示しか受け付けておりません。

JBA信用情報開示に必要なもの
  1. 信用情報開示申込書
  2. 本人確認書類
  3. 定額小為替証書(手数料)

本人確認資料は、日本国内の官公庁等(健康保険組合を含み、外国政府機関を除く。)が発行したもので、有効期限内のものに限ります。

次の書類のうち、氏名、生年月日が確認できる資料いずれか2種類(うち1種類は現住所を確認できるもの)を同封してください。

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いずれか2点
必要な書類
必要箇所
①運転免許証表面・裏面コピー
②運転経歴証明書表面・裏面コピー
※平成24年4月1日以降交付のもの
③パスポートコピー ※住所欄含む
※2020年2月4日以降に申請された旅券(パスポート)は、住所欄がないため、現住所(郵送先住所)が確認できる本人確認書類1点との組み合わせが必要となります。
④写真付
住民基本台帳カード
表面・裏面コピー
⑤マイナンバーカード
[個人番号カード]
写真付表面のみコピー
※通知カードは本人確認書類として利用できません。
⑥在留カードまたは
特別永住者証明書
表面・裏面コピー
⑦各種健康保険証コピー ※住所欄含む
⑧公的年金手帳
(証書)
表面・裏面コピー
⑨各種障がい者手帳コピー ※住所欄含む
⑩戸籍謄本または
戸籍抄本
発行日から3ヶ月以内の原本
⑪住民票本籍地・個人番号の記載がない、発行日から3ヶ月以内の原本
⑫印鑑登録証明書発行日から3ヶ月以内の原本

まず、ウェブから作成した信用情報開示申込書を印刷、もしくはダウンロードしたものを印刷します。

印刷ができない、プリンターを持っていない方はコンビニでも信用情報開示申込書を入手することができます。

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入手場所入手方法番号
セブンイレブンで印刷店内マルチコピー機プリント予約番号「JBA10001」
ファミリーマートで印刷店内マルチコピー機ユーザー番号「SSJBA10001」
ローソンで印刷店内マルチコピー機
利用方法はファミマと同じ
ユーザー番号「SSJBA10001」
ポプラで印刷店内マルチコピー機
利用方法はファミマと同じ
ユーザー番号「SSJBA10001」

JBAの個人信用情報が開示されるまでの流れ

STEP
開示申込書を書く

開示申込書を書くのですが、全国銀行個人情報センター公式ホームページからダウンロードして印刷して下さい。

STEP
本人確認書類と小為替の準備

氏名・生年月日・住所が分かる身分証明書のコピーを用意して下さい。
健康保険証・年金手帳・戸籍謄本・印鑑登録証明書のうち2点を用意
※必ず2点必要です。
ゆうちょ銀行の定額為替証書1,000円も用意します。

STEP
JBAへ郵送

準備した書類、手数料として定額為替証書1,000円をJBAに郵送します。
この時、到着日が確認できるレターパックライトでの郵送がお勧めです。

STEP
JBAから自宅へ到着

JBAから開示報告書が約7日~10日後に到着しますので、開示された情報を確認して下さい。

本人開示請求詳細をJBA公式サイトで確認する

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