カーネクストはどんな車でも買ってくれることで有名な車買取業者です。
自動車を購入する前に下取りに出すのか、車の買い取り業者に買ってもらうのか悩ましいところです。
車の買い取り業者は数多くある上に、評判もさまざまなので実際に利用するとなると迷う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、カーネクストの特徴や査定、メリットやデメリット、評判など、実際に車を買い取ってもらう前に知っておきたいことを解説していきます。
車買取カーネクストの特徴
カーネクストの主な特徴としては次のようなものがあり、他の買い取り業者にはないメリットが多数あります。
- どんな車でも0円以上で買い取り
- レッカー費用等の諸費用が無料
- 現車確認をせずに査定を行う
- 実店舗がなく電話やオンラインで手続きを行う
- 還付金手続き等の必要な手続きはカーネクストが代行してくれる
どんな車でも0円以上で買い取り
カーネクストは事故車、走行距離の多い車、動かない車、自然災害に遭った車なども含め、どんな車でも0円以上で買い取りをしてくれます。
というのも、カーネクストでは13,000社以上の車関係の会社と提携していて、自社のオートオークション、海外への販売など広く販路を確保しています。
故障車や事故車のような車であっても、そういった車のリサイクルを行う業者に販路を持っているため、どんな車であっても買い取りが可能です。
車を廃車にするには2~5万円程度の費用が掛かる事が多いですが、カーネクストに買い取ってもらえば、原則0円以上で買い取り価格がつくことも多いのでお得です。
まとめると、他社だと買取に応じてくれなかったり引き取りに費用がかかってしまうような車であっても、カーネクストであれば多くの場合買値をつけて買い取ってくれます。
カーネクストは一部離島を除く全国に対応していて、動かない車を回収するためのレッカー費用や、廃車手続きの為の費用も発生しません。
買い取り実績も豊富
先述したようにカーネクストは事故車や動かない車であっても買い取りをしてくれ、その実績も豊富です。
走行不能な車であっても、リサイクル資源として活用し、数千円~数万円程度で買い取ってくれます。パーツなどに再利用できるものがあれば、より買取金額はアップし、数十万円といった金額で買い取りしてくれます。
事故や故障のために車の処分に困っている方は、まずはカーネクストに問い合わせてみると良いです。
より詳しい買い取り実績はカーネクストのHPから見ることができます。
現車確認なしで買い取り
カーネクストでは査定の際に現車確認を行いません。現車確認がないため、電話で査定が完了します。
査定の申し込みは電話の他にインターネットで行うこともできます。
現車確認を行うとそのためのコストが発生してしまうため、カーネクストでは現車確認を省くことでコストを削減し買取価格に上乗せしています。
査定の際には車の状態を確認するための写真を求められることがあります。
実店舗がない
カーネクストは実店舗を構えておらず、電話やインターネットを介して問い合わせや査定を行います。
店舗を構えていない分、コストを削減でき買い取り費用のアップにつなげています。一方で対面で細かく相談したい場合は注意が必要です。
必要になる諸手続きもカーネクストが代行
自動車を買い取りしてもらう際に必要になる諸手続きに関しては、こちら側では書類を提出するだけで、後はカーネクストが代行してくれます。
諸手続きの費用は無料で、後から料金が発生する事はありませんので、安心して任せることができます。
自動車税は毎月4月に支払いますが、廃車手続きを行った際には手続きが完了した翌月から3月までの残存期間分が月割り計算で還付されます。
自動車税の還付に関する手続きも、カーネクストが行ってくれます。
カーネクストの運営会社に関する情報
カーネクストの運営会社(株式会社カーネクスト)に関する基本的な情報は次の通りで、本社は大阪にあります。
| 会社名 | 株式会社カーネクスト/CARNEXT INC. |
|---|---|
| 設立日 | 2008年4月8日 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 事業内容 | ・マッチングプラットフォーム事業 ・インターネットメディア事業 |
| 本社所在地 | 〒530-0011 大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪タワーB 18階 TEL:06-7657-7808 FAX:06-7657-7809 |
| 代表者 | 代表取締役 折戸 一貴 |
実際のところは、カーネクストはIT企業である株式会社ラグザス(旧ラグザス・クリエイト)の子会社という扱いです。
カーネクストでは現車確認無しでの査定を行っていますが、このことが可能なのはIT企業の強みともいえるビックデータの解析により、過去の蓄積されたデータによって妥当な価格を算出しているためです。
車買取カーネクストはこんな人が使うべき
上記のメリットやデメリットを踏まえると、カーネクストは以下のような方におすすめです。
- 故障した車や事故車を持っている方
- 他社に中古車として売ることが出来なかった方
- オンラインで査定を済ませたい方
カーネクストは事故車・水没車・走行距離が長い車・年式が古い車などのような、他社が買い取ってくれない、あるいは処分に費用を要するような車の扱いに困っている時に利用すると便利です。
ディーラーにこういった車の処分を依頼すると費用がかかることが多いですが、カーネクストであれば0円以上で買い取ってくれるので、カーネクストに任せた方がお得です。
一方、中古車で比較的新しく状態の良いクルマの場合、直接販売を行っている中古車販売店の方が高い買値がつきやすい傾向にあります。
こういったことから、カーネクストは事故車や故障車のような車の処分をしたい時や、他社で値段がつかないような中古車を売りたい時におすすめの買い取り店です。
またカーネクストは他の業者と異なり電話やオンラインで査定を行うので、査定を対面ではなくオンラインで済ませたい方にはメリットがあります。
車買取カーネクストを利用する上での注意点
カーネクストでは中古車の買取価格は安め
他の中古車販売店などに買い取ってもらっても十分に値が付くような中古車の場合、カーネクストに売ると買い取り価格が割安になりやすい傾向にあります。
カーネクストは車の販売は行っておらず買い取り専門の業者であるため、まだ十分に乗ることができる車を買い取った場合、カーネクストでは販売を行わずに他の中古車販売店などに売ることになります。
言い換えると、カーネクストはあくまで他の業者に仲介する役割であるため、どうしても中古車販売店に直接買い取ってもらう場合と比べて、仲介を挟む分買い取り価格が安くなる傾向にあります。
成約後にキャンセルするとキャンセル費用が発生する
カーネクストでは成約後にキャンセルをするとキャンセル費用3万円が発生します。
契約書を交わすまではキャンセルしても問題ないと思ってしまいがちですが、口約束で合意したと向こう側が認識していた場合であっても、キャンセルとみなされる可能性があるため注意が必要です。
あらかじめカーネクストで買い取ってもらうと決めている場合であればさほど問題にはなりませんが、他社と比較検討したい場合はすぐには同意せず、電話の際には念の為言葉選びに注意して対応するようにしてください。
また車を買い取ってもらう際には後で揉めないよう、事前に家族などに話して同意をもらっておくようにしましょう。
買い取ってもらいたい車の情報をなるべく正確に伝える
カーネクストでは現車確認をせずに査定を行うため、車の状態をなるべく正確に伝える必要があります。車の状態がカーネクスト側の想定と大きく異なっていた場合、査定金額が減額になる場合もあります。
査定の際には車の写真や車検証を提示すると便利で、査定額のアップにつながることもあります。
内容に間違いがあったりすると正確な査定が出来ないため、査定をしてもらう前にしっかりと確認しておくことをお勧めします。
また、査定金額をアップさせるために意図して嘘を申告することはくれぐれも避けるようにしてください。
カーネクスト買取の流れ
無料査定フォームまたは電話で査定の申込をします。査定は事故車や廃車の専門スタッフが行います。
インターネットで査定をしてもらいたい場合は、公式ページにフォーム(廃車はこちら、事故車はこちら)が用意されているので、必要事項を記入して申し込んでください。
カーネクストのコールセンターの番号、営業時間は下記の通りです。
電話番号：0120-301-456(通話料無料)
営業時間：8:00~22:00(年中無休)
査定は電話で行いますが、査定の際には車の状態の確認のために必要な事を聞かれるので、事前に確認しておくと良いです。場合によっては車の状態が分かる写真の提出をお願いされる場合もあります。
- 車種
- 年式
- 走行距離
- 車検の残存期間
- 事故の有無
- 事故の状況(事故車の場合) など
査定の金額に同意すれば契約になります。
この際現車確認はありませんが、車の状態がカーネクスト側が思っていたものと明確に違うといったことがない限り、査定金額を減額されることはありません。
車検証を提示すると、査定がスムーズに進みます。
希望した日時、指定した場所にカーネクスト側が車を引き取りに行きます。この際、レッカー代金がかかることはありません。
引き取りは原則平日または土曜日に行いますが、状況によっては日曜または祝日であっても対応できることもあります。
また申込から引き取りまでは原則1週間程度を要しますが、引き取りを急ぎたい場合は対応してくれる場合もありますので、まずは相談してみてください。
必要になる書類の手続きはカーネクスト側が代行してくれます。そのため、必要になる書類を記入してカーネクストに提出すれば、それ以降面倒な手続きは必要ありません。
必要になる書類は普通車か軽自動車か、廃車手続きの種類などによって異なってくるので、事前にカーネクスト側に確認しておきましょう。
引取日から10日～2週間程度を目安に、カーネクストから指定した口座に買い取り代金が振り込まれます。
買取金額の支払は振り込みで行われ、現金での支払いには対応していません。
自動車税の還付金は廃車手続きが完了してから2か月程度で還付通知書が届くので、これを金融機関に持参することで受け取れます。
車買取カーネクストを利用するメリット/デメリットまとめ
| メリット | デメリット |
|---|---|
| レッカーや諸手続きに関する費用が無料 事故車や故障車、水没車でも0円以上で買い取りをしてくれる 一部離島を除く全国に対応している 運営にかかるコストを削減し買取価格に反映している | 現車確認をしないため査定時に認識が食い違わないよう注意する必要がある キャンセル費用が発生する 車によっては他社の方が買い取り価格が高い場合がある 買取前に直接対面で相談することはできない |
メリット
- 事故車や故障車、水没車などでも買い取りしてくれる
-
事故車や故障車、水没車など、廃車にするしかないような車や、買い取りがつかないような車でもカーネクストであれば0円以上で買い取りをしてくれます。
こういった車の処分に困っている場合は便利なサービスです。
- レッカーや諸手続きに関する費用が無料
-
レッカー代や諸手続きに関する費用がかからないので、どんな車であっても買い取りの為に費用が発生することはありません。
- 一部離島を除く全国対応
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カーネクストは日本全国どこでも車の回収をしてくれます。離島の場合一部対応していない地域があるので、まずは相談してみてください。
- 運営にかかるコストを減らし買い取り価格に反映している
-
カーネクストでは店舗を持たず査定の際に現車確認をしないことなどにより、運営のためのコストを抑えていてその分を買い取り価格に反映させています。
カーネクストを利用するデメリットや注意点
- 現車確認をしないため誤申告等があると査定に影響する
-
カーネクストでは実際に現車確認をすることなく電話で査定を行います。
そのためカーネクスト側の車の状態に関する認識が実際の物と異なっていた場合、査定金額が減額になるといった影響が出る場合があります。
車種や走行距離等の車の状態はなるべく正確にカーネクスト側に伝える必要があります。
- 契約後のキャンセル費用が発生する
-
買取の成約を済ませた後にキャンセルをする場合、キャンセル料3万円が発生しますので注意が必要です。
いったん口頭で合意した後に取り消した場合も、キャンセルとみなされる可能性があるため注意が必要です。
- 車によっては買い取り価格が安くなる場合がある
-
カーネクストは廃車にする車を買い取ってもらうのには便利ですが、まだ十分に乗れる中古車の場合は買取価格が安くなる傾向にあります。
